
エクステリアを変えると、家の見え方も見違えるほどに変わります。
今はSNSやWEBサイトなど、施工事例をたくさん見れるのでイメージは沸きやすいと思うのですが、実際に自分のお家に当てはめて計画していくのは、なかなか難しいものです。建物がそのままの場合、やはり調和を考えなければ、ちぐはぐな印象になってしまいますよね。自分のしたいイメージ+「駐車場を広くしたい」などの必要な要望を合わせて計画していくのが、エクステリアのリノベーションの少し難しいところです。
エクステリアの計画をしよう。
施工例:ライフスタイルの変化によって、必要になるもの

「駐車場を広くとりたい。」「広いお庭の管理が大変なので、もう少し簡易にしたい」とのご要望によるエクステリアのリノベーション。ロックガーデンやシンボルツリーなど残す部分もあるので、建物とお庭の雰囲気に合わせて調和を考えて計画していきます。
AFTER



ヴィンテージ感のあるブロック
で門柱を。チャコールグレーのピンコロでひきしめています。

駐車スペースには駐車しやすいように、スライド門扉を採用。車道の切り下げも同時におこなっています。

シンボルツリーを活かした、植栽スペースはスリットフェンスを採用して区切りすぎないように。
広めの駐車場が必要。広い庭は部分的に残して、お手入れをしやすく。

まず、植栽などお庭の残す部分をヒアリングし、駐車場スペースを広くとるために駐車場・門扉など動線を考えてレイアウトから決めていきます。それが決まれば門柱・門扉・フェンスなどの細かい仕様をご提案してき、決定していきます。
お家の残す植栽が和のイメージの植物だったこともあり、和のテイストも少し残しつつ「元々こうであったかのように自然」でchicな落ち着いたイメージを意識しました。
門壁(門袖)の仕上いろいろ

出典:TOYOYエクステリア
壁であるかどうかに関わらず、門まわりは外構の中で唯一、外と中をつなぐコミュニケーション手段の役割を担っています。ポスト・インターホン・表札などの基本的な機能はもちろん、意匠性を高めたり、目隠しや防犯にもなるよう工夫したりと、住まいのシンボルとして欠かせない存在です。
門壁には「化粧ブロック」「タイルや石貼」「塗装」「漆喰」「コンクリート」など仕上げ方が多様にありますので、オリジナリティーがだせます。
門壁でなく既製品の機能性門柱を採用すれば、コストを抑える事もできますし、近年種類も豊富です。
家の顔となる門まわりをどうする?



出典:TOYOYエクステリア
機能性門柱いろいろ

出典:LIXIL
必要な機能を兼ね備えた、機能性門柱もおしゃれなタイプが各メーカーからでてきています。施工も早く、コストも抑えられます。

出典:LIXIL
ポストどうする?
機能性門柱なら、選べるポストが決まっている場合もありますが、門壁(門袖)に取付る場合や、独立させる場合はポストも自由に選べます。結構こだわる方もおおいですよ。
そして今後の宅配事情を考えると、宅配ポストの需要も増えそうです。

出典:onlyoneclub

出典:onlyoneclub


Panasonicコンボフラット
signどうする?
ありすぎて分からなくなってしまうくらい、豊富です。切り文字?タイル?陶器?ガラス?
漢字にする?ROMA字に?気に入るものがきっと見つかります。





アプローチやフェンス
境界や、区切りたい部分はフェンスや塀を。玄関アプローチはデザインの美しさと同時に安全性にも配慮します。

出典:TOYOエクステリア


敷石は和でも洋でも使われ、アプローチにリズムがうまれます。


ヨーロッパの石畳を思い出させるピンコロですが、もちろん和調にも合い万能。

出典:TOYOエクステリア






よく使われる乱石タイルですが、種類・カラーが豊富です。
目隠しフェンスでプライベートな空間にしたり、低めのフェンスで軽く仕切ったり、ペットのためにぐるり囲ったり。
庭や敷地の活用の仕方に応じて、計画してきましょう。

LIXIL

LIXIL
STONE・ストーン・stone
ロックガーデンとまではいかなくても、エクステリアに欠かせない存在の石。敷きつめたり、積んだり、土留めにしたり。
大きさ・カラーも豊富で自然と一体化するので使いやすく、お庭に動きがでますね。雑草対策にも。





照明計画も大事です。
門灯・ポーチライト・駐車場の照明など、必要なエクステリア照明。安全や防犯のためはもちろんですが、演出のための照明も考えてみると、夜のお家の外観も好きになりますよ。

Panasonic
シャドーライティングは、樹木の影を壁面に映し出して神秘的な印象を演出します。

Panasonic
間接照明は室内だけのものじゃない。夜の階段も安全でキレイに演出。

Panasonic
庭・ベランダをライティングしていると、そこが癒しの空間に。
室内から見ても癒され、気候の良い時なら外の空気を感じながら。




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